彼との別れを決意するには?迷ったときに役立つ3つのヒント
「もう、彼と別れよう」そう思いながら、彼の顔を見るとやっぱり無理だと思ってしまう…。
相談した友達が口をそろえて「別れた方がいい」と言うのに、なかなか別れを決意できない…。
自分でも彼とは潮時だとわかっているのに、きっぱり別れを告げられずにズルズル付き合い続けて
いませんか?
でも当然ながらそんな状態で付き合っていても気分は晴れず、モヤモヤがたまっていくだけ。
いつまでも同じ場所に停滞したまま、時間だけが無為に過ぎていくなんてもったいないですよね。
ここでは別れの決意を揺るがすさまざまな不安と、それを克服するための考え方のヒントを
お伝えします。
自分の意思で恋愛を終わらせられるよう、一歩を踏み出してみませんか?
別れた方がいいのかわからない
一度は別れを考えたものの、本当に別れるべきなのかわからなくなることがあります。
「まだ好きな気持ちがあるんだから、無理して別れる必要はないんじゃない?」
「このまま別れずにいたら、もしかしてうまくいくかもしれないし…。」
気が付くと、別れないための理由を一生懸命探すようになっていたりします。
こんなときは友達などまわりの人のアドバイスも耳に入りません。
「でも○○が言うほど彼は悪い人じゃないし、優しいところもいっぱいあるの」などと、彼の代わりに言い訳を始めてしまう…。
でも実は、すでに答えは出ているんですよね。
「別れ」を意識するようになったのは、心の底では「彼とは別れるべき」と自分でちゃんとわかっているから。
「彼とは相容れないものがあると気づいた」「彼が見せた一面に失望してしまった」「彼の考えについていけないと思った」など、別れを考えた理由が何かしらあるはずです。
そこから目を反らして見ないふりをしてみても、結局はまたいつか同じことを感じて悩むという
悪循環に陥るだけ。
もう一度、なぜ彼と別れようと思ったのかを、自分の心に問いかけてみましょう。
別れるべきかどうかの答えは、自分の中にあるはずです。
別れて一人ぼっちになるのは寂しすぎる
彼と別れられない理由の中で一番多いのは、これかもしれませんね。
別れた後、鳴るはずのないスマホを気にして何度もチェックしている自分や、何もする気になれず引きこもってしまう自分、気づくと彼のことばかり考えている自分…が容易に想像できてしまう。
「そんなのとても耐えられない!
それならいっそこのまま別れない方がずっとまし。少なくとも一人じゃないから。」
そう思ってしまうのも仕方ないかもしれませんね。
でも、考えてみて。
別れを意識するようになってからは、彼と一緒にいても寂しさや孤独感を感じていたのでは?
手を伸ばせば届くところにいるのに、彼の存在がものすごく遠く思えてしまう…。
一人でいるときの寂しさよりも二人でいるときの寂しさの方が、何倍も辛く悲しく感じるものです。
もしこのまま付き合い続けたとしても、寂しさや孤独感が消えることはおそらくないであろうことを、きっと心のどこかでわかっているはず。
どちらにしても寂しさを感じるのであれば、いっそのこと別れを選ぶ方がずっと建設的。
少なくとも別れてフリーになれば、そこから先の未来は自分次第です。
一人の時間を楽しむもよし、今までできなかったことにトライするもよし、
新しい恋を探すのもよし。
終った恋への執着を手放すと運気が上がるそうなので、よいことがあると信じて前に進んでみては
どうでしょうか。
彼以上の男性なんてきっといない
彼と別れたら、こんな大恋愛をすることはもう2度とないと思っていませんか?
もしかしたらこれから先に出逢いがあったとしても、彼以上の男性なんているはずがないと思っている人もいるかもしれませんね。
でも、決してそんなことはありません。
悩んだ末に身を切る思いで彼と別れた後、思いもかけない素敵な出逢いに恵まれたという女性は
たくさんいます。
ここで、私の身近にあったケースをご紹介しますね。
学生時代から付き合っていた交際歴10年の彼との間に、結婚話が出ていたAさん(29歳)。
Aさんは彼との結婚を望んでいましたが、ただ1つ気になっていたのは彼が派遣社員だという
ことでした。
そこでAさんは、派遣社員では先行きが不安なので、正社員の職を探してほしいと彼に頼みました。
彼は「わかった。Aを安心させられるように頑張るよ。」と言ってくれたのです。
しかし、半年以上経っても彼の仕事はなかなか決まりません。
口ではあんなことを言っていたけれど、実際は行動が伴っておらず、全くと言っていいほど真剣に職探しをしている様子が見られませんでした。
また、「○日に面接を受けたけどダメだった」と聞かされていたのに、実は面接など受けておらず、
友人と遊んでいたという嘘が発覚したこともありました。
そこでAさんは「私との結婚を真剣に考えてくれているなら、次の私の誕生日までに仕事を決めて。
それができないならあなたとは別れるから」と宣言しました。
彼は驚いたようで「それまでに絶対決めるから」と返事をしたそうです。
しかし、Aさんの誕生日になっても彼の仕事は決まらず、この期に及んでもまだぐだぐだと言い訳を
並べ立てている彼に、Aさんはきっぱり別れを告げました。
彼は別れたくないと必死に引き留めましたが、Aさんの決意は変わりませんでした。
それから半年後、Aさんは職場で知り合った男性と親しくなり付き合うことになりました。
そして、あれよあれよという間に話が進み、1年後にはその男性と結婚に至ったのです。
「彼とは10年も付き合っていたから情もあって、別れるのは本当に辛かった。でも、今思えば
あのとき心を鬼にして別れて正解だったと思う。
別れていなかったら夫と出逢うこともなかっただろうし、今の幸せな生活も手に入れられなかった
だろうからね。」
Aさんはそう話してくれました。
他にも…
付き合っている彼の浮気を知り悩んだ末に別れを選択したシングルマザーの女性が、その数年後に
出逢ったやさしい男性とみごと再婚!
俺様な彼に散々振り回され疲れ果てて別れたところ、趣味のサークルで出逢った男性と付き合い
始め、現在幸せ満喫中の女性。
結婚する気がない彼と5年付き合ってやっと別れを決意、その後に始めた婚活で出逢った男性と結婚が決まった女性。
彼女たちに共通しているのは「自分で別れを決めた」ことと、「別れをきっかけに新しい出逢いに
巡り合っている」こと。
別れという辛い体験を乗り越えて一回り成長できたからこそ、素敵な出逢いにつながったのかも
しれませんね。
別れはあくまでも人生の通過点の一つに過ぎません。
彼との別れをきっかけに、人生がガラッといい方向へ変わることも決して珍しいことでは
ないのです。
必要以上に別れを恐れずに、前向きな気持ちで新たな人生を切り開いていきましょう。
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