コンプレックスはないより、あったほうがいい!
女同士が集まると、それはそれは色々な話が飛び出します。
「今までの自分はこうだった」とか
「昔こんなことがあった」とか
「こんなことがあって、こういうことがコンプレックスになった」
などの話がバンバン飛び出すこともしょっちゅう。
痛々しい出来事もみんなネタ
年齢をある程度重ねた女たちは、本当にあっけらかんと話すもんだから悲壮感なんてなく…(笑)
過去の自分ってお茶目だったわねぇ~~というような感覚でなんでもネタ!とばかりに、色々な話で盛り上がる。
でも、これを文章にしてしまうと
たぶん……
かなり痛々しい出来事だわ。
という感じです。
話ながら自分をねぎらう
若いころは、今なら笑って話せる過去の話を、他人にしながら何度か泣いたことがあります。
そのときの痛い気持ちの感覚が戻ってきたからなんですが、最近ではまったくそんなことがなく
「私も乗り越えてきたんやなぁ、よしよし」
と自分をなんだかねぎらいたくなる。
ある意味、それは勲章のような…。
若いころのコンプレックスは買ってでも持て!?
コンプレックスって若いころはなかなか辛いものだけど、それは自分が思い込みなどで抱え込んでいることがほとんど。
一度抱え込むとなかなか手放せないやっかいなものでもあるけれど、
コンプレックスはないという人より
色んなコンプレックスを抱えてきた人のほうが
人として様々なことを持っていると、この年になってしみじみと思う。
若いころの苦労は買ってでもしろ、と言われるように、若いころのコンプレックスは買ってでも持て、とさえ思う。
それを年を重ねていくうちに、自分の中にあるひとつの個性として認めて、それが私だと言えるようになったとき、女として深みが増す。
卑屈になってしまうようなコンプレックスは、「人と自分を比べている」ものだから、そんなのはいつまでも持っておくものじゃない。
コンプレックスを乗り越えたとき、そこに残るのはまぎれもなくイイ女であるのは間違いない。
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