なぜ恋がうまくいかないの?“いい恋愛”をするためには?
彼氏ができた!と喜んでいたのに、何ヶ月もしないうちにうまくいかなくなる…。
自分なりに頑張ったつもりなのに、いつも振られてしまう…。
楽しい時間は長く続かず、辛く苦しい恋ばかり…。
いつも恋がうまくいかないのには理由があります。
お互いに満たされ、成長していける“いい恋愛”をするにはどうすればよいのでしょうか。
嫌われるのが怖くて自分をさらけ出せない
自分が思っていることや聞きたいことを彼に言えない。
本当はもっと彼に甘えたり頼ったりしたいのに、いつも我慢してしまう。
このように彼に対して自分の思うように振る舞えないのは、「本音をさらけ出したら嫌われるのではないか」という不安があるから。
彼に嫌われたくないから言わないし、聞かないし、甘えないし、頼らない。
でもその結果、なぜか彼とはうまくいかなくなってしまうのです。
それはなぜか?
彼からすると、本音をさらけ出してくれなければ彼女が何を考えているのかわかりません。
たとえば彼の仕事が忙しいだろうからと遠慮して自分から連絡せずにひたすら我慢し続ける彼女と、会話の中で素直に「逢いたい」と言える彼女なら、どちらがわかりやすいかを考えてみれば答えは明らかですよね。
もし彼が本当に忙しくて彼女と逢う時間さえ作れない状況なのに、しつこく逢いたいとわがままを言うとか、逢えないことで彼を責めるようなら、彼も面倒になっていい加減にしてくれと思うでしょう。
でもそれと、「逢いたい」と自分の気持ちを伝えた上で、彼の状況に理解を示して逢える日を楽しみに待つのはまったく別ものです。
好きな女性から「逢いたい」と言われてイヤな気分になる男性はあまりいないのではないでしょうか。
たいていは彼女にそう言われたら「俺も逢いたいよ」と返してくれるか、仕事が一段落して時間がとれそうな目途を教えてくれるはず。
場合によっては「あさってなら仕事の後、少しだけ逢えるからご飯食べに行こうか」と言ってくれるかもしれません。
そうすれば彼の気持ちがわからなくて不安になったり、いつ来るかわからない彼からの連絡を悶々として待つ必要もなくなります。
そして、同時に彼にとっても、彼女の気持ちを知ることで安心したり喜びを感じることにもつながります。
心を開いて本音で相手と接していかないと、2人の関係を深めていくことはできません。
よかれと思って気持ちを伝えずに我慢する行動が、彼女が何を考えているのかわからないと彼に思わせている場合もあるのです。
また、言いづらいことを伝えなければいけないとき、「これを言ったら彼が不機嫌になるかも」などと考えて躊躇してしまうこともあるかもしれません。
でもこれは考えようによっては彼の人間性を知るチャンスとも言えます。
彼との付き合いが長くなれば、言いづらいことを言ったり聞きにくいことを聞いたりする機会が何度もあるはず。
そういうときにきちんと話を聞いて向き合ってくれる人かどうかを見極めることも大切ですし、それができる間柄になれなければ2人の関係も長くは続かないでしょう。
最初は勇気がいるかもしれませんが、まずは自分から心を開くことが大切です。
そうすれば少しずつ彼も心を開いてくれるでしょうし、自然と2人の距離も近づいていきますよ。
彼を自分の思い通りに変えようとする
無意識のうちに、彼を自分の思い通りに変えようとしていませんか?
もっとこうしてほしい、こうなってほしいなどと彼が変わってくれることを期待するのは誰しも多少なりともあるはず。
最初のうちは好きな気持ちも手伝って、彼女が言うならそうしよう、変えようとしてくれることもあるでしょうが、行き過ぎると彼にとって大きな負担となってしまいます。
自分が言われる立場になってみればわかりますよね。
ことあるごとに、こうしろああしろと言われ続けたら誰だってうんざりします。
だんだんと彼女に居心地の悪さを感じるようになり、そのうち距離を置こうとすることも…。
相手に求めてばかりの人は、常に自分の理想とくらべて相手の足りない部分や至らない部分を無意識に探しています。
だから、たとえ相手が指摘された部分を改善してくれたとしてもそれで満足できずに、また違う点を指摘して相手に求める…とループ状態に陥ってしまうのです。
これでは付き合う相手が変わっても、同じ結果を招くだけ。
思い切って意識を変えてみましょう。
自分自身も完ぺきではないのに、相手にばかり完ぺきを求めるのはおかしいですよね。
相手の足りないところや至らないところを探すのではなく、「こんなことをしてくれた」「こんないいところがある」というようにプラスの面に目を向けること。
減点法ではなく加点法で考えるのが、2人の関係をより良いものにしていくためのコツです。
恋愛中はいつも不安がつきまとう
「彼からのLINEの文面がそっけない気がするけどどうしたんだろう」
「彼に言われた言葉が引っかかってずっと頭を離れない」
「最近彼からデートに誘ってくれることが減った気がする」
彼と付き合っていてもいつも不安につきまとわれて、純粋に恋愛を楽しめないという人もいるのではないでしょうか。
こういう人は相手が変わっても、いつも似たようなパターンに陥ることが多いようです。
これは自分軸で恋愛をしていないことが原因。
常に「相手にどう思われるか」を基準とした他人軸で恋愛をしているため、些細なことでも相手の言動に振り回されてしまうのです。
彼の一挙手一投足が気になって、恋愛を楽しむどころかいつも心の中は不安でいっぱい。
そしてそれは彼にも伝わり、一緒にいてもつまらない、楽しくないと感じて離れていってしまうこともあります。
こんなダメダメな恋愛パターンから抜け出すには、「自分がどう思うか」「自分がどうしたいのか」という自分軸をしっかり持つことが大切。
恋愛を始めるも終らせるも、どんな風にしていきたいかも、すべて自分次第だということを覚えておきましょう。
考え方のクセをなおすのは容易なことではないので、ついまた他人軸にかたよりがちですが、そこで敢えて「私はどうしたいの?」と自分軸に切り替えていく必要があります。
自分軸さえちゃんと持てるようになれば、彼のことでよけいな不安を抱くこともなくなり、恋愛を楽しむ心の余裕も生まれるはず。
お互いに自分軸を持った人間として認め、尊重し合いながら付き合うことで、“いい恋愛”ができるようになります。
いい恋愛とは?
人によって“いい恋愛”の定義はさまざま。
その恋愛を通して多くのことを得て学べる、人間的に成長できるなどプラスになるものがあれば“いい恋愛”と言えるんじゃないかと思います。
今まで恋愛が長続きしなかったという人は、いつも同じ行動パターンを繰り返してきていないか、もう一度自分のあり方や考え方を見直してみるのもいいかもしれませんね。
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